静寂の時代

800–現在 / リコ

まだ何ができるか

遺物が眠り、奇跡が伝承になった現在。「目覚め」を見たと言い切れる者は もう生きていない。それでも市場には物が並び、まだ何かできると信じる 者が、今日も値札を書き続けている。

季 1「目覚めぬ首飾りと繰り上げられた期限」

北の市での資金調達を目指すリコが、売れない首飾りの値上げを繰り返すうちに、質屋オルバから頭金支払期限の繰り上げを通告され窮地に陥る物語。車輪の破損により移動手段を失うが、かつての師ガロンの不審な動向から新たな手がかりを得る。そして季の終わり、値上げし続けた首飾りに、値札どおりの買い手が現れる。

  1. 発端首飾りの急激な値上げにより、北の市での販売計画に狂いが生じ始める。
  2. 展開人通りの少ない場所での販売により、売上目標の達成が困難になる。
  3. 転機価値が証明されていない首飾りの価格が、現実的な買い手のつかない領域に達する。
  4. 危機車輪の修理費用と繰り上がった頭金の支払いが重なり、資金繰りが完全に破綻しかける。
  5. 決着値札どおりに買うという客への返事。首飾りを売れば、繰り上げられた頭金に届いてしまう。

季 2「揺れる値札と届かぬ権利」

首飾りの価値を吊り上げて売るまいとするリコと、迫る頭金の期限、そして師ガロンの不穏な噂を描く。首飾りの一時的な紛失と回収を経て、ガロンが権利書を狙うオルバの一味と接触している光景に直面する。

  1. 発端書き換えてさらに跳ね上がった首飾りの価格と、交渉が決裂した後の資金繰り。
  2. 展開ガロンの図面売却の真偽と、パルから手渡された古い鉄の鍵の用途。
  3. 転機延長された期限と引き換えに増額された頭金をどう工面するか。
  4. 危機盗まれた首飾りの行方と、ガロンの倉庫の前で立ち止まったリコの次の一手。
  5. 決着残り3日となった期限までに、戻ってきた首飾りを売るか、それとも他の方法で頭金を作るかという決断。