始める前に確認すること
ダッシュボードは、別のシート(タブ)に作ることを勧めます。Contacts / Companies シートに直接数式を追加すると、列位置がずれて同期エラーの原因になりかねません。
Next Action Date(J列)と Created Date(M列)が、Google Sheets 上で本当に「日付」として認識されているかを確認してください。左右の揃え方で判断しないでください。 配置は書式設定で変更できるため、右揃えでも文字列であることがあります。次の式で確認してください。
=ISNUMBER(Contacts!J2)
=ISNUMBER(Contacts!M2)
TRUE なら日付(数値)として扱われており、日付の比較が正しく動きます。FALSE なら文字列です。その場合はセルの書式設定を「日付」に変更するか、数式内で DATEVALUE() を使って変換してください。列全体を確認したい場合は =COUNTA(Contacts!J2:J)-COUNT(Contacts!J2:J) が 0 かどうかを見ます(0 でなければ文字列の行が混ざっています)。
数式がエラーになる場合
このページの数式を貼り付けてエラーになる場合や、結果が空になる場合は、次を確認してください。
- 数式の区切り文字はロケールで変わります — 一部のロケールでは引数の区切りが
,ではなく;になります - Status の値は英語で参照しています — シート側で日本語などに置き換えている場合、
<>"Deleted"のような条件は一致しません - 列位置は既定の並びを前提にしています — Contacts の列を並び替えている場合は、H・I・J・M の参照を実際の配置へ合わせてください
- 日付が文字列になっていると比較できません — 前節の
ISNUMBER()で確認してください
件数の少ないテストデータで結果を確認してから、本番データに適用してください。ダッシュボードは Contacts / Companies とは別のシート(タブ)に作ります。
ステータス別件数
最も簡単なのはピボットテーブルです。Contacts シートの範囲を選択し、「挿入」→「ピボットテーブル」から、行に Status(H列)、値に Name(A列、集計方法は「件数」)を設定します。ステータスの選択肢自体は、シートのプルダウン設定で確認してください。
数式だけで作りたい場合は、次の形が使えます。Deleted はアプリ内で削除済みの連絡先を表すため、件数から除外しています。
=QUERY(Contacts!A2:T, "select H, count(A) where H is not null and H <> 'Deleted' group by H label count(A) 'Count'")
Deleted を含めた件数を見たい場合は and H <> 'Deleted' を外してください。その場合、集計には削除済みの連絡先が含まれることを表の見出しに明記してください。
担当者別件数
ステータス別と同じ考え方で、ピボットテーブルの行を Assignee(I列)に変更します。数式で作る場合は次の形です。
=QUERY(Contacts!A2:T, "select I, count(A) where I is not null and H <> 'Deleted' group by I label count(A) 'Count'")
今後7日以内にフォローする顧客
Next Action Date(J列)が今日から7日以内の連絡先を一覧表示します。暦の「今週」ではなく、今日を含む7日間です(今日と、その後の6日)。週の開始日・終了日で区切りたい場合は次の節を使ってください。
=FILTER(Contacts!A2:O, Contacts!J2:J<>"", Contacts!J2:J>=TODAY(), Contacts!J2:J<=TODAY()+6, Contacts!H2:H<>"Deleted")
TODAY()+6 であって TODAY()+7 ではありません。両端を含む比較なので、+7 と書くと今日から数えて8日分が対象になります。結果が空になる場合は、まず J 列が実際の日付として認識されているかを確認してください(前節の ISNUMBER())。
暦週(月曜〜日曜)で区切る場合
「今日から7日」ではなく、月曜始まりの週で区切りたい場合はこちらを使います。WEEKDAY(TODAY(),3) は月曜を 0 として数えるため、今日から引くとその週の月曜になります。
=FILTER(Contacts!A2:O, Contacts!J2:J<>"", Contacts!J2:J>=TODAY()-WEEKDAY(TODAY(),3), Contacts!J2:J<=TODAY()-WEEKDAY(TODAY(),3)+6, Contacts!H2:H<>"Deleted")
日曜始まりにする場合は WEEKDAY(TODAY(),1)-1 を使います。どちらも終了は開始の6日後です。
Next Action Date 超過一覧
次回アクション日が今日より前で、まだ対応が終わっていない連絡先を一覧表示します。Deleted(削除済み)に加え、Lost(失注)と Won(成約)も除外します。すでに決着した商談は「対応が遅れている」ものではないためです。
=FILTER(Contacts!A2:O, Contacts!J2:J<>"", Contacts!J2:J<TODAY(), Contacts!H2:H<>"Deleted", Contacts!H2:H<>"Lost", Contacts!H2:H<>"Won")
今月の新規連絡先数
Created Date(M列)を使って、今月新しく追加された連絡先の件数を数えます。M列は PixWork アプリが自動で書き込む列のため、日付として認識されていない場合は前節の対処を行ってください。
=COUNTIFS(Contacts!M2:M, ">="&EOMONTH(TODAY(),-1)+1, Contacts!M2:M, "<="&TODAY())
グラフにする
件数の表ができたら、その範囲を選択し「挿入」→「グラフ」から円グラフや棒グラフに変換できます。ステータス別件数は円グラフ、担当者別件数や月別新規件数は棒グラフが見やすい傾向にあります。
イベント別リード数(展示会ごとの件数)も同じ考え方で作れます。Event Name(K列)を軸にして、ステータス別件数と同様のピボットテーブルまたは QUERY 数式を使ってください。