草原と、ランの終わり方
コースは600×150で、地面は上端から127pxの高さに引かれています — 横に長く、縦に浅いのは意図したものです。縦方向は「障害物の上か下か」だけが意味を持つので、奥行きから得られるものは何もありません。横幅はどれだけ早く気づけるかを決めます。最高速度でも、草原の奥はまだ0.77秒先まで見えています。
うさぎはコース上を前後に動きません。左端から24の位置に固定されていて、草原の方がうさぎを追い越して流れていきます。すべての障害物の位置は、障害物ごとに積み上げた座標ではなく「走った距離」から読み取られるので、3分走ってもずれが生じません。
- ランが終わるのは、障害物に一度でも触れた瞬間です。ライフも無敵時間もありません — 一度の接触がそのすべてです。
- クリアするものは何もありません。草原はエンドレスに続き、ランが残すのはスコアだけです。
- 走りはじめる前には待機状態があります。最初の入力があるまで世界は止まっているので、ゲームを開いただけで1回分を失うことはありません。
- 最初のジャンプがそのままランのスタートにもなるので、コース自体が別のスタートボタンを探させることはありません。
ぶつかったうさぎは目を失います。ラン終了の演出はこれだけで — 爆発も、破片も、画面の揺れもありません — 翻訳の必要な言葉を使わずに、ランが終わったことを伝えます。
操作
このゲームの入力はジャンプ1つだけです。しゃがみも、2つ目の入力もありません。コース上のどの形も、跳ぶか、何もしないかのどちらかで答えられるからです。
- プレイ領域のどこをタップしても跳びます。コースは縦に浅い帯なので、親指がその帯自体を探しに行く必要はありません。
- または、画面下にあるジャンプボタンでも跳べます。画面の幅いっぱいに引かれた1本の↑として描かれています。押す場所を探す時間そのものが勝敗を決める遊びなので、当たり判定は思いきり大きく取ってあります — 名前も付いているので、支援技術からも届きます。
- ブラウザではスペースキー、上矢印キー、Wキーでも跳べます。ジャンプボタンにフォーカスがある間はボタン自身がキー操作を処理するので、1回の押下で二重に跳ぶことはありません。
- ジャンプできるのは地上からだけです。空中での二段ジャンプはありません。それを許せば、どんな間隔も飛び越えられるようになり、形が何も問わなくなってしまいます。
ジャンプを決める数はたった2つです。初速580px/秒、重力2100px/秒²で跳び出し、その結果として高さ80px・滞空0.55秒になります。ジャンプがどれだけ届くか、間隔がどれだけあれば公平かは、すべてこの2つの数から決まるので、調整できる3つ目のつまみはありません。
7つの形と、反射を罰する1つ
草原を作る形は7種類あり、そのすべてが同じひとつの問い — 跳ぶか、跳ばないか — を投げかけてきます。形ごとに違うのはタイミングの厳しさです。単体の茂みは遅れたジャンプも許しますが、3つ並びは許しません。そして1つだけ、そもそも障害物として扱うべきかどうかが変わる形があります。
- 低い鳥はうさぎ自身と同じ高さを飛ぶので、茂みとまったく同じように跳んで避けます。鳥だからといって、自動的に無視してよいわけではありません。
- 高い鳥は、反射を罰する唯一の形です。地上を走り続けるうさぎの上は完全に素通りし、すでに空中にいるうさぎにしか当たりません。この形への答えは「何もしない」ことです。
- 鳥の当たり判定は「胴」だけで、絵そのものではありません。絵は46×40あり、翼は1コマ目で上に、次のコマで下に伸びますが、翼にもくちばしにも当たりません — 見た目には避けたはずのものに当たって死ぬくらいなら、実際より大きく見える鳥のほうがまだましだからです。
- 茂みと生垣は当たり判定の箱にぴったり合わせて描かれているので、こちらは見えているものがそのまま避けるべきものです。
| 形 | 大きさ | 答え | 出現 |
|---|---|---|---|
| 茂み | 18×36 | ジャンプ | 最初から |
| 生垣(高い) | 26×50 | ジャンプ | 最初から |
| 茂み2つ | 62×36 | ジャンプ | 最初から |
| 茂み3つ | 106×36 | ジャンプ | スコア150から |
| 生垣2つ | 86×50 | ジャンプ | スコア150から |
| 低い鳥 | 30×6、地上24を飛ぶ | ジャンプ | スコア400から |
| 高い鳥 | 30×6、地上76を飛ぶ | 何もしない | スコア400から |
うさぎ自身の当たり判定は、描かれた40×42の姿を四方4pxだけ内側に縮めたものです。見た目の上で1pxほど重なって見えても、それは死には数えません。箱(当たり判定)と絵は別の場所で宣言されているため、テストが両者を機械的に突き合わせています — 実際、並んだ茂みの絵が箱より44px短く描かれていて、「何もない草原でぶつかる」というバグがこの仕組みで見つかっています。
速くなるだけで、混み合わない
ランが続くあいだ上がるものはただ1つ、速度です。コースは340px/秒で始まり、生き延びた1秒ごとに3.6px/秒ずつ上がって、780px/秒に達すると(だいたい2分後です)そこで頭打ちになります。密度はこの曲線に含まれません。間隔はどの速度でも同じ秒数の帯にとどまるので、草原は混み合うのではなく、ただ速くなっていきます。
- 間隔はピクセルではなく、走行の秒数で決まります — 0.72〜1.6秒ぶんの、ひとつ前の障害物の後端から次の障害物の前端までの空きです。340では公平な間隔が780では不可能になるなら、それはもう間隔ではなく、避けられない一撃までの秒読みです。
- 最短の間隔である0.72秒は、ジャンプの滞空時間0.55秒より長く取られています。目の前の1つを跳び越えている最中に、次の障害物が割り込んでくることはありません。
- 高い鳥の後ろには、最低でも1.1秒の余裕が空けられています。高い鳥は頭上にいる間は無害で、不公平になり得るとすれば、まだ頭上にいるうちに次の障害物のせいでジャンプさせられる場合だけだからです。
- 表にある2つのスコアのしきい値だけが、コースの中身が変わる瞬間です。400を超えたあとは同じ7つの形がランの最後まで続き、ただ速くなっていくだけです。
- 草原はシードから生成されるので、同じシードなら同じコースが再生され、ゴールデンテストがアプリを更新してもそれを保っています。
速度は、獲得したスコアではなく、生き延びた秒数にしたがって上がります。だから2回のランはスコアがどれだけ違っていても、同じ瞬間には必ず同じ速度で走っています。
スコアと、受けられる助け
スコアは走った距離そのもので、それ以外の要素は一切ありません。コース40につき1点です。倍率もコンボカウンターも、ニアミスのボーナスもありません。
スコアはアプリのステータス行ではなく、コースの上に直接描かれます — 右上に5桁のゼロ埋めで表示され、ベストスコアがあればその左にHIを添えて並びます。これらの数字はうさぎと同じ矩形で描かれているので、翻訳もフォントの読み込みも必要ありません。canvasを読み上げられないスクリーンリーダーのために、スコアはラベル付きの値として、変わらず公開されています。
- 100点ごとに、スコアが1度だけ点滅します。これは目印であって、報酬ではありません — ボーナスも倍率もファンファーレも付いてきません。「アニメーションを減らす」をオンにすると点滅はなくなり、雲や小石、足の交互や羽ばたきも同じように止まります。それでもコース自体は動き続けます。コースこそがこのゲームだからです。
- 戻す(Undo)はありません。リアルタイムの反射こそがこの遊びの中身なので、一手戻せてしまえば、その中身は空になってしまいます。
- ヒントはありません。隠れている情報が何もないからです。答えるべきものはすべて、すでに画面の中にあり、こちらへ向かってきています。
- 助けとなるのは、無制限・無料の即時リトライです。結果画面にはスコア、越えた障害物、ベストスコアが表示され、そのボタンの先頭にはもう一度跳ぶが置かれています。同じリトライはゲーム画面の右上にもあります。確認の手順も、待ち時間もありません。
- 広告を見て続けられる「コンティニュー」も、買って増やせる「エクストラライフ」もありません。無料の復活すらありません — 「もう少しだけ生き延びる」という仕組みは、あとから売り物になり得る形をしていて、このゲームはその形を持たないからです。
- ランは保存されません。リアルタイムの草原を復元しても、「読み込んだ瞬間に目の前に生垣がある」という状態にしかなりません。そのためゲームを離れるとそのランは終わりますが — 統計とベストスコアは常に保存されます。
統計として記録されるのは4つの数字だけです — プレイ回数、ベストスコア、越えた障害物、合計プレイ時間。ベストスコアはゲーム全体で1つだけです。難易度もレベルもないので、分ける根拠がありません。プレイ時間が数えられるのは草原が動いている間だけで、スタート待ちのあいだや結果画面では数えません。ストリークは記録されず、オンラインランキングもありません — 順位表は誰かが払い続けるサーバーだからです。
攻略のヒント
- 動く前に鳥の高さを見きわめてください。低い鳥はうさぎ自身と同じ高さを飛ぶので、茂みと同じように跳んで避けます。高い鳥は走っているうさぎの上を完全に越えていくので、あなたが跳ばない限り当たることはありません。
- 跳ぶのは目の前の障害物のためであって、緊張のためではありません。1つを跳び越えている間、次はまだ届きません — 最短の間隔は0.72秒、ジャンプは0.55秒だからです — しかし、必要のないジャンプこそが、高い鳥に当たる一番の原因です。
- 横に広い形ほど、雑なタイミングを許してくれません。単体の茂みは横18で、遅れたジャンプも許容しますが、茂み3つ並びは横106で許容しません。シルエットで覚えれば、先端に反応するのではなく、形そのものに答えられるようになります。
- コースが変わる瞬間は2回だけと心得てください。スコア150で連続した形が現れはじめ、400で鳥が加わります — そこから先は「いつ跳ぶか」ではなく「そもそも跳ぶかどうか」が問いになります。
- だいたい2分が過ぎると、速度はもう上がらなくなります。その加速区間を生き延びたランは、それ以上難しくなることはありません。あとはどれだけ長くコースを読み続けられるか、それだけです。
- 見た目の輪郭ではなく、当たり判定を信じてください。うさぎの箱は四方4pxだけ内側に縮めてあり、鳥の箱は胴体だけです。翼がシルエットを横切っても、それは当たりではありません。それにひるんでジャンプすることの方が、よほど命取りです。
よくある質問
鳥はすべて跳んで避けないといけませんか?
低い鳥だけです。低い鳥はうさぎ自身と同じ高さを飛ぶので、茂みとまったく同じように跳んで避けます。高い鳥は地上を走るうさぎの上を完全に越えていくので、あなたが跳んで自分から当たりに行かない限り当たりません — その答えは「何もしない」ことです。
二段ジャンプや、しゃがんでよける方法はありますか?
どちらもありません。ジャンプは地上からしかできません。空中での2段目のジャンプを許すと、どんな間隔も飛び越えられるようになってしまい、コース上の形が何も問わなくなります。しゃがみがないのも同じ理由です — このゲームは入力をジャンプ1つだけに絞っているので、跳ぶか、そのままでいるかで答えられる形しか置きません。
ランはいつか加速をやめますか?
やめます。コースは340px/秒で始まり、走行1秒ごとに3.6px/秒ずつ上がって、だいたい2分後に780px/秒で止まります。障害物の密度が増えることもないので、そこから先は草原がそれ以上難しくなることはありません。そこから先どれだけ続けられるかは、どれだけ長くコースを読み続けられるか次第です。
なぜ「戻す」がなく、当たったあとに続けられる仕組みもないのですか?
戻す(Undo)は、中身がリアルタイムの反射であるこのゲームを空にしてしまいます。ヒントで明かすべき隠れた情報もありません。代わりに用意している助けは、無制限・無料の即時リトライです。広告を見て続けられるコンティニューも、買って増やせるエクストラライフもありません — ゲームの機能が広告や課金の対価になることは一切ありません。
解放できる要素や、続きから再開できるランはありますか?
どちらもありません。草原はエンドレスで、記録はスコアだけなので、レベルもデイリーもありません — コースはシードから生成されているので、必要になればデイリーはあとから追加できます。ランも保存されません。ゲームを離れればそのランは終わりますが、ベストスコアと統計は常に保存されます。
インターネット接続は必要ですか?
Android アプリは草原全体を、端末上でただの矩形だけを使って描いています — スプライト画像もフォントの読み込みも必要ありません — そのため初回起動から通信なしで遊べます。ブラウザ版はページの読み込みに1度だけ通信が必要で、その後のゲームはブラウザの中で動きます。